学校を変えたり、新しく入学する時は、不安感も強いと思います。
やってみて、行ってみて初めてわかる事も多いので、不安をゼロにするのは不可能ですが、何が不安なのかを明確にして、それに対しての理解を深める事で不安感を軽くすることが出来ます。
この記事では、通信制高校を目指す方が不安に感じやすい項目と、それをクリアにする方法を7つ解説します。
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目次
入試に合格するかどうか不安
通信制高校の入試は、基本的に入試は私立、公立ともに書類選考+面接のみのところが多いです。特にほとんどの私立は、入試で学力試験はありません。
面接ではあなたが入学したい意志を伝えれば大丈夫です。
転入・編入して馴染めるか不安
特に学期途中から入学する場合、自分だけ浮くのではないか?という不安があると思います。
大丈夫です。というのも、文部科学省のデータによると通信制高校生徒の約半分は転入・編入での入学です。(データ詳細はこちら)
少数派でも何でもありませんので、浮きようがありません。
友達ができるかどうか不安
特に不登校経験者の方は、この不安感が強いと思います。
友達ができると、スクーリングの時も気が楽です。高校側もそれを踏まえていて、友達を作りやすい行事やレクリエーションを実施しています。
詳細:通信制高校での友達の作り方3つ|こう話しかければOK!
学力不足で授業についていけるか不安
特に中学時代不登校だと、高校での勉強についていけるか不安になると思います。
結論としては、入試で学力試験が行われていない通信制高校では、入学時の学力が問われていないので心配無用です。中学での勉強内容が理解できていなくても大丈夫です。
音楽や美術が苦手という方は、他の科目での代用も可能です。
詳細:通信制高校の授業|体育の様子と音楽、美術を取らずにすむ理由
通信制高校から大学受験を目指している方の場合は、私立を選択する事になります。(公立は基本的に働いている人向けのため)
大学受験に対応している私立通信制高校では習熟度別学習が行われており、個人個人の学習レベルに合わせた授業を選択する事が可能です。
自主学習(レポート作成)できるかどうか不安
通信制高校卒業のためにはレポート作成が欠かせません。自宅で1人で出来るかどうか不安な方もおられると思います。自宅だと遊びの誘惑も強いです。
1人でのレポート作成が不安な方は、私立の場合だとサポート校を活用する事ができます。費用は余分にかかりますが、わからない事があればすぐに質問できますし、レポート作成に取り組む環境が作れるのは大きいです。
卒業後に就職できるかどうか不安
不安ですよね。ただ、通信制高校を卒業してしまえば、高卒資格が得られるのは全日制と同等です。
先のことが気になると不安になりますが、とりあえず高校卒業を目指すのが良いです。それが達成できたり、達成に近づくと自信が得られます。自信がつくと「何とかなるんじゃないか」という気持ちも大きくなります。
まずは入学を目指し、その次にその年で履修した単位の習得を目指して動いていれば、不安感も小さくなります。
高校卒業後仮に就職できなくとも、アルバイトでしっかり仕事をしていれば、正社員に登用されるケースもあります。
関連:通信制高校卒業後の進路を解説|公立と私立では明確な差有り
授業料の面で不安
最安で抑えたい方は公立(年間5万円程度)一択ですが、場所の関係で週1のスクーリングが難しい方は私立を選ばざるを得ません。
私立の場合でも、授業料減免措置や就学支援金を活用すれば、実質年間20万円程度に抑えられます。
授業料は各校で違いがあります。詳細はこちらからお住まいの地域の通信制高校の資料を一括で請求できますので、比較検討してみて下さい。
まとめ
不安感は嫌なものですが、新しい事や未知の事に取り組んだり、チャレンジする時に不安は付き物です。
是非チャレンジしているご自身に誇りを持って、不安を抱えながら今出来る事に取り組んでみて下さい。行動すれば、不安感は軽くなったり消えていきます。