通信制高校卒業後の進路を解説|公立と私立では明確な差有り

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通信制高校に入学すると、就職や大学進学は難しいと聞くと不安になると思います。

ひどい先生になると、「通信制高校に入学すると人生終了だ」とまで言う人もいます。先生の発言とはとても思えません。

実際その通りなのか、卒業後の進路データを公立と私立でそれぞれリサーチしてみました。文部科学省実施の学校基本調査がデータ参照元です。

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卒業後の進路データ

公立通信制高校私立通信制高校
大学進学率10.5%18.8%
専修学校への進学率11.4%22.5%
就職者の割合19.9%18.8%
上記以外55.3%36.1%

※データはすべて文部科学省の学校基本調査(平成27年度)を参照しています。
※「公共職業能力開発施設等入学者」「不詳・死亡の者」は上記に含めていないため、合算が100にはなっていません。

大学や専門学校への進学を考えている方は、上記の数字から判断しても私立の通信制高校の方がお勧めです。↓からお近くの高校の資料を無料で請求できますので、比較検討してみて下さい。

卒業後の進路未決定者について

上の表の「上記以外」の項目がいわゆる進路未決定者です。

公立が55.3%、私立が36.1%となってます。

この中には、バイトをする(就職者には含まれない)人もいれば、自宅でひきこもる人も含まれます。

進路未決定者になるとニート等を呼ばれますが、日本は学校卒業してすぐに就職するパターンが重視されすぎていると思います。タイでは卒業後にすぐ就職する人の方がまれで、卒業後に就職活動を行っている人の方が多いくらいです。

もちろん卒業後にバイトをすれば、社会との繋がりも出来ますし、正社員登用の可能性もあります。

上記の表の数字を見てもらってもわかる通り、通信制高校に入学しても人生終了でも何でもありませんが、社会復帰しにくくなるパターンがあります。

卒業後望ましくないパターン

  1. 進路未決定で通信制高校を卒業
  2. その後バイトも何もせず、3年以上ひきこもる

パターンです。例えば20才で通信制高校を卒業し、23才、25才くらいまでずっとひきこもったとすると、危険です。というのも、年を取れば取るほど社会に出づらくなります。若い時の方が適応力が高いためです。

適応力は年齢と共に衰えていきます。(赤ちゃんの時は意識せずとも言葉を習得できるくらい適応力が高いです。)若ければ若いほど新しい環境に馴染む力が高く、30を過ぎると今までやった事が無い事にチャレンジしようという気力も衰えてきます。

つまり卒業後若ければ若いほど、楽に社会に出やすいんですね。

この先ずっと生活保護で生きていくのであればひきこもり続けても問題ありませんが、自立したい、恋人が欲しい、出来れば結婚したいという思いがあれば、卒業後は早めにバイトをするのをお勧めします。

家でじっとしていると本来考えなくて良い事にまで思いが巡って不安感が強くなりやすいですが、バイトや散歩等で身体を動かしていれば、余計な不安感はどこかに飛んでいきます。

通信制高校だと就職は難しいのか?

就職率については上記の表の通り公立、私立ともほぼ20%ですが、この就職率は卒業生全体の就職率です。

卒業生全員が就職を目指した訳ではありません。私立の通信制高校だと、大学と専門学校に進んでいる人が全体の41.3%です。仮に就職活動をした人を上記の表の「就職者」+「進路未決定者」とすると、就職率は34%になります(私立の通信制高校の場合)。

実際のところは就職活動を全くしなかった人もいますので、就職活動した2人に1人程度が就職出来ていると考えられます。簡単ではないけれども、難易度が非常に高いわけでも無い数字に感じられます。

大学への進学について

大学への進学率は、公立の通信制高校:10.5%、私立の通信制高校:18.8%となっています。

それぞれの高校毎の進学率が気になるとは思いますが、どの高校も公表していません。ただし、進学人数は数校公表しています。

詳細:大学進学を目指す人におすすめの通信制高校5選

まとめ

通信制高校に行っても人生終了でも何でもありません。多くの人が大学や専門学校に進学したり、就職しています。

環境を変えると人生を変えるきっかけにもなりますので、特に不登校の方は資料請求したり無料相談を利用してご自身に合う通信制高校をリサーチしてみて下さい。

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著者情報

小坂興樹のアバター 小坂興樹 vigand 代表

通信制高校・サポート校のWebサイト制作やWeb広告運用代行、SEO支援など生徒と学校が繋がるWebマーケティングの実行支援に従事。通信制高校への入学・転入を検討する生徒さんや親御さんが求める情報を知るため『通信制高校メディア』を設立。

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