通信制高校への転入、編入の違いと高1、高2時に転入学の注意ポイント

投稿日:2017年11月20日 更新日:

通信制高校への入学を考えたことのある方は転入、編入という言葉を目にされると思います。

この記事ではそれぞれの意味・違いと、絶対に気をつけるべきポイントを解説します。

通信制高校への編入とは

過去に高校に入学した事があり、そこをすでに退学した人が再びいずれかの高校に入る事を編入学といいます。

退学した高校で取得した単位と在籍期間は、編入学した通信制高校に加算できます。

通信制高校への転入とは

高校に在学中の生徒が、他の高校に入る事転入学といいます。小中学校の転校のイメージです。

転入は退学扱い?履歴書の記載について

全日制高校から通信制高校に転入した場合、全日制高校を退学したことになるかどうか?については、正式な取扱いは

転学先の学校へ入学した日の前日をもって、転学前の学校を退学したものとされています。

引用元:文科省資料 問26

となります。ただし編入と比較して、履歴書に「○○高等学校 中途退学」と書く必要がありません。

転入前の全日制高校名 ○○科 入学
転入後の通信制高校 ××科 転入学

という記載で大丈夫です。

編入を考えている方はもちろん、特に転入学を考えている方は、絶対に気をつけておいたほうが良いポイントがあります。

高1時、高2時に転入学の注意ポイント

端的にお伝えすると、今の高校で取得した単位が引き継げるという点です。

ただし、高1の途中から全日制から通信制高校に転入するのであれば、引き継げる単位はゼロです。

※現在学習中の科目の単位が引き継げる場合はあります。転入学先の高校に相談してみて下さい。

高2の途中で転入するのであれば、高1で取得した単位(基本的に約30単位)は入学した通信制高校に引き継げます。

もし高2の2学期や3学期の途中、例えば12月や1月で退学した場合、その学年(高2)での単位は認定されません。

理由としては、ほとんどの全日制の高校(平日昼間に授業が行われている公立高校や私立高校)は、単位取得の方法として学年制を導入してます。つまり、年度の区切り(3月末)で単位が認定されます。

ですので、今の高校に3月末までは通い、単位を取るために授業に出て、テストで必要な点数を取ればその分の単位は転入した通信制高校に加算出来ます

年度末の3月までは我慢して今の高校に何とか通えるケースもあれば、難しいケースもあると思います。
通信制高校の中には随時転入OKの高校も多いので、単位取得のために我慢を重ねるのも考えものです。

転入学の時期、編入学の時期は高校毎にやや違います。メジャーな広域通信制高校の詳細を紹介します。

各通信制高校の転入、編入の時期

ルネサンス高等学校

転入は随時。
編入学可能な時期は4月・7月・10月・1月。

ヒューマンキャンパス高校

転入は随時(4月~翌年1月まで毎月1日)
編入は4月と10月。

NHK学園高等学校

転入学は12月中旬まで随時。
編入学は前期・後期の年2回

N高等学校

転入

ネットコースは随時。
通学コースは年間4回(4月/7月/10月/1月)

編入

ネットコースは年間4回(4月/7月/10月/1月)
通学コースは年間2回(4月/10月)

第一学院高等学校

通信コース、標準コース(通学型)共に転入、編入は随時受付。

飛鳥未来高等学校

メールで転入時の入学時期、編入時の入学時期が決まっているかどうか問い合わせたところ、来校をお勧めされて明確なお返事は頂けませんでした。

屋久島おおぞら高等学校

転入学・編入学は随時(毎月1日の受け入れ)。

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転入・編入する場合の受講科目について

次の2点を踏まえておくと良いです。

  • 必修科目をどのくらい取る必要があるか
  • 残りの年数(1年。2年)をそれぞれどのくらいの配分で単位取得するか

必修科目について

卒業必要単位は74単位以上ですが、それぞれ科目ごとに卒業までに最低限必要な単位数が決まっています。国語や数学は最低2単位ですが、保健体育は7~8単位とウェイトが高めです。

詳細は通信制高校の必修科目とはの記事をご参照下さい。

残り年数の単位配分について

1年間で取得できる単位の上限は、学校によりややバラつきがありますが35単位程度の学校が多いです。

高1で取得した単位数を把握しておき、残り2年間でどのくらいの配分で単位取得するか、予定を立てておくと落ち着きます。

転入・編入時に引き継げる在籍期間詳細

転入・編入とも在籍期間は引き継げます。在籍期間については、卒業要件の3年間を合計で満たす必要があります。

全日制高校の単位は学年制で年度区切りですが、在籍期間は編入・転入とも月単位で前校の在籍月数を加算できます。(転入の場合は、高校により日単位で引き継げる場合もあります。)

卒業要件としては3年以上在籍する必要がありますが、合計3年で卒業しないといけないと決まっているわけではありません。卒業時期も3月と9月にある高校が多いです。

通信制高校から通信制高校への転校(転入)について

通信制高校から通信制高校への転校(転入)は、もちろん可能です。特に大学進学を視野に入れている場合、通信制高校によって進学率は大きく変わってきます。

基本的なポイントは全日制高校から通信制高校に転入する時と同じで、現在取得している単位と、在籍期間が引き継げます。

単位認定は後期の単位認定試験の終わり(2月)に認定される高校が多いですが、分割認定を行っている高校もあります。分割認定とは、前期(9月頃、2単位)と後期(2月頃、2単位)に区切って単位認定される仕組みです。

その場合、前期の単位を取得してから転校すると、転校先での単位取得がスムーズです。

まとめ

転入とは、現在高校に在学中の生徒が、他の高校に入る事、
編入は、過去高校を退学した人がいずれかの高校に入学する事です。

どちらも過去在籍した高校で取得した単位と在籍期間は、新たに入学した高校に引き継げます。

いずれにせよ、今の高校での単位は、学年が終わる毎に認定されているという点は頭に入れておいて損はありません。

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