適応指導教室とフリースクールの違い5つとそれぞれに向いている人

投稿日:2018年2月22日 更新日:

不登校になった場合の生徒の居場所として、適応指導教室(教育支援センター)とフリースクールがあります。

適応指導教室は各市区町村の教育委員会が運営しており、不登校の生徒向けに運営されています。名前は仰々しいですが発達障害の生徒向けではなく、むしろ精神疾患が認められる生徒は入る事ができません。

フリースクールはNPO法人が運営している事が多く、受け入れは不登校生徒に限りません。

両者には様々な違いがありますので、この記事ではそれぞれの特徴とどんな人に向いているのかを解説します。

目的の違い

ここが最も大きな違いです。

適応指導教室の目的

適応指導教室は、不登校生徒の居場所でもありますが、最終的には不登校を克服して学校に戻ることを目的としています。

文科省の資料では、次のように定義されています。

学校生活への復帰を組織的、計画的に支援する組織として設置したもの

フリースクールの目的

フリースクールは適応指導教室と違い、特に定義はありません。そのため、スクール毎に目的や特徴がやや違います。

学校復帰を目的としているスクールもあれば、学校復帰は必ずしも目的としておらず、仲間作りや社会との接点の場(ひきこもりを避ける)、通う人の自立を目的としているスクールもあります。

対象者の違い

適応指導教室は、小学1年生から中学3年生までが対象です。義務教育の対象者です。

フリースクールは、スクールによって年齢制限が異なりますが、基本小学校低学年から上は20才くらいまでを対象としているところが多いです。

通うまでの審査と費用面の違い

適応指導教室は、まずは各教育委員会が行っている教育相談を受けるのが必須となっているケースと、直接適応指導教室へ入るケースがあります。

明らかな非行傾向のある子、怠学傾向のある子、病気を持っている子は対処できない

引用元:適応指導教室の現状と課題

とされており、審査を通過すると通室できます。

フリースクールは、基本的に面談→体験入会(1~3日)の後に入会するケースが多いです。

適応指導教室は教育委員会が運営しているため無料です。フリースクールは平均的に月2~3万円程度かかりますが、入会審査はフリースクールの方が緩めです。

内容の違い

適応指導教室の内容

基本的に月曜日から金曜日までの10時~14時あたりまでの時間帯で、流れが組まれている事が多いです。(参加必須なわけではありません)
50分程度のカリキュラムで学習や、グループでの軽スポーツ、創作活動などを行います。

学校へも出席扱いになります。

フリースクールの内容

その名の通り適応指導教室よりも自由度が高いです。

必ずしも毎日通う必要は無く、いつ来ても、いつ帰っても自由のスクールもあります。

小中学校への出席扱いについては、教育委員会と連携してフリースクールへの出席が学校出席扱いになるスクールも多いです。(各スクールにより、異なります)

また、通信制高校の卒業サポートをしているフリースクールもあります。基本的に学習面以外で、提出期限を守るためのスケジュール管理や、スクーリング会場への同行などです。

フリースクールによっては高認取得後、大学受験を目指している生徒が多いところもあります。例:フリースクール元気学園

それぞれ向いている人

適応指導教室とフリースクールの違いは、基本的にその名の通りです。

適応指導教室は、復学を目的としている生徒さんに向いています。

フリースクールは復学目的でも通えますが、現在不登校で

  • 仲間が欲しい方
  • 通信制高校を卒業したり、高等学校卒業程度認定試験に合格したい方
  • 大学を卒業して自立したい方

に向いています。

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