通信制高校のデメリット3つ!全日制との違いから紐解くメリット7つを徹底解説

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通信制高校は、全日制高校と比較して通学日数が極端に少ない、学費が安いというメリットがありますが、デメリットももちろんあります。

入学を考える上で、是非両面知っておくべきです。この記事では、全日制と比較しての通信制高校のメリット7つとデメリット3つを解説します。

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通信制高校のデメリット3つ

1 レポートを提出しなければ単位習得(卒業)出来ない

全日制の場合は通学して、テストで赤点を取らなければ卒業出来ますが、通信制の場合はレポートを提出し、必要な単位を取得しなければ絶対に卒業出来ません。レポートに取り組む時間を自分で決める必要があります。

いつやるか、どこでやるかは自由ですが、自宅だと1人で取り組む必要がありますし、漫画やゲーム等の誘惑が多いです。

私立の通信制高校だとサポート校を活用する事で、レポートに取り組む環境や仲間、サポートしてくれる人を作ることが可能です。

2 少数派である事を受け入れる必要有

文部科学省の2018年学校基本調査によると、全日制高校の生徒は約315万人で全体の92%、通信制高校の生徒は約18万6千人で全体の5%程度です。
詳細:通信制と全日制、定時制との生徒数・割合比較

5%という数字は、高校生の40人に2人は通信制高校を選択しています。クラスに2人程度ですので現実的に見ると、同世代の他の多くの人とは違う選択肢を取ることになります。

他の人と違うことをするのは、当然ながら不安感も出てくると思います。ただ、全日制高校が合わないのであれば、自分自身に合った納得出来る進路の選択が新しい未来を創っていく事に繋がります。

3 卒業後、就職時に偏見を受ける可能性がある

N高やゼロ高等学院の活動もあり、通信制高校に対する社会からの偏見は、かなり軽くなっていると思います。

ただし、将来バイトの面接時や就職時に「なぜ通信制高校にしたのか?」という理由は聞かれるものと思っておいた方が良いです。

偏見への対策については、通信制高校への社会の偏見が不安な時の対策2つの記事をご参照下さい。

通信制高校のメリット7つ

1 いじめが発生しにくい

これはなぜかというと、通信制高校では全日制のように集団で行動するケースが非常に少ないためです。

スクーリングのメンバーも毎回変わることが多く、仲間外れにされる、無視される機会自体がほとんどありません。その反面友人が作りにくいというデメリットも兼ね合わせていますが、全日制と比較すると圧倒的にいじめられにくい環境です。

2 高校受験に合格しやすい

通信制高校は公立、私立ともいずれも受験の難易度は全日制高校よりも低いです。

選考方法は学校によって異なりますが、↓のいずれかがほとんどです。

  1. 面接のみ
  2. 作文と面接のみ
  3. 試験と面接

作文の場合は原稿用紙1枚程度で、テーマは「自分の未来について」等です。合格出来るかどうかで不安に感じるかもしれませんが、それほど心配する必要はありません。

3 通学日数を選べる

全日制は平日毎日通学する必要がありますが、通信制高校は通学日数を選べます

公立だと基本週1ペースの通学、私立だと最短で年4日、または週1~5日から選択できます。(各校で違いがあります)
関連:スクーリングの少ない通信制高校

通信制高校の勉強の柱は、自宅で出来るレポート(添削指導)です。自分の都合の良い時間に出来るのがメリットですが、その分全日制と比較すると自主性が求められます。(それをカバーするために、サポート校が存在します。)

4 個人個人に応じた支援を受けやすい

全日制高校との大きな違いとして、通信制高校ではレポート提出を通して先生と一対一で向き合う機会が多くなります。必然的に今の自分に必要な支援をピンポイントで受ける事が出来ます。

その他体育が苦手な生徒には、その生徒に合わせた個々の対応が取られていたり、全日制と比較してきめ細やかな支援がなされています。

5 嫌いな科目は極力減らし、好きな科目を選択出来る

通信制高校は単位制ですが、必ず取得しなければならない国語、数学、英語などの必修単位は最小限に抑えられます。

詳細:通信制高校の必修科目とは

自由選択科目は高校によって差があります。特に私立はITやプログラミング、ペットや美容に特化したコースもあり、好きな科目を選択する事が可能です。

6 加点法のため達成感を味わいやすい

通信制高校では単位制が採用されています。これはシンプルな加点法です。卒業までの必須単位数は74単位ですが、この単位数をレポートの提出とスクーリングで積み重ねていきます。

つまり

  • レポートを行う
  • スクーリングに通う

という流れで勉強を進めるため、レポートを行った 単位取得出来たという実際にやった事が単位という形として加算されていきます

自信をつけたり自己肯定感を高めるためには、自分が決めた事を実行し、それを達成するのが手っ取り早い方法ですが、必要な単位を積み重ねていく事で達成感を味わえます

ちなみに全日制は学年制が採用されています。こちらは出席日数が基準以下だったり、赤点を取りすぎると留年となり、減点法です。

7 全日制よりも費用が安い

通信制高校で必要な費用は、公立の場合は年間2~5万円程度、私立で年間10~30万円程度となり、全日制(公立年間約12万円、私立年間約70~90万円)と比較すると圧倒的に安く済みます。

通信制高校は毎日授業が行われるわけではないので、その分費用も安くなります。

もちろん全日制と比較してのデメリットもありますので、それを解説します。

まとめ

通信制高校への入学を考えた時に出てくるのは、他の多くの人とは違う進路に進むことに対する不安感ではないかと思います。今までの小学校、中学校と一緒だった友人、知人とは違う道です。

他の人と同じ事をしていれば安心感はありますが、「みんなと一緒」がそぐわないのであれば、あなた自身にとって出来るだけしっくりくる道を歩む事が、幸せにも直結してきます。

通信制高校には上記のようなデメリットもあれば、メリットもあります。気になる方は、まずは資料請求して判断材料の1つにしてみて下さい。

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著者情報

小坂興樹のアバター 小坂興樹 vigand 代表

通信制高校・サポート校のWebサイト制作やWeb広告運用代行、SEO支援など生徒と学校が繋がるWebマーケティングの実行支援に従事。通信制高校への入学・転入を検討する生徒さんや親御さんが求める情報を知るため『通信制高校メディア』を設立。

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