通信制高校では、体育会系、文化系両方の部活動が可能です。
部活を通して友人も作りやすいですし、何よりも卒業要件である特別活動に部活動は含まれます。やってみたい部活がある方には一石二鳥です。※全日制同様、必ずしも部活動をやらないといけない訳ではありません。
甲子園などの全国大会に出場するような通信制高校もあります。この記事では、そこまで部活に集中したいわけではないけれども、クラブ活動をしたい方向けに広域通信制高校に入学した場合の部活動について解説します。
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目次
広域通信制高校に入学した場合、部活動はどうなるか?
広域通信制高校に入学した場合の部活動ですが、その高校の本校では基本的に行われていて、地方都市の分校・協力校では行われていないケースが多いです。
高校により、地方の分校でも部活が実施されている所もありますので、メジャーな広域通信制高校毎に詳細を解説します。
NHK学園高等学校
公式サイトでは部活動についてほとんど触れていなかったので、問い合わせたところ以下の返答を頂きました。
東京本校であれば、コースに関係なく部活動に参加できます。文化系で11、運動系で13の部活があります。
月に1回登校する「ベーシックコース」や「ネット学習コース」の生徒でも、部活動のために平日来校してくる生徒もいます。協力校はスクーリング(授業)のために校舎をお借りしているだけですので、部活動はありません。
月1のスクーリングのコースでも、東京本校であれば部活に参加できるのが良いですね。
N高等学校
N高等学校は本校が沖縄にありますので、文化系のネット部活になります。地方の分校でも参加可能ですね。
現在人気のeスポーツ部を始め、人狼部、音楽部、囲碁部、将棋部、美術部等があり、友達作りにも役立つのは間違いありません。
ルネサンス高等学校
東京の新宿代々木キャンパスにて、「フットサル、女子ダンス、軽音楽、ダーツ」のサークル活動が行われています。
その他都市の連携キャンパスでは行われていません。
第一学院高等学校
キャンパス(地方分校)毎に様々なクラブがあります。
全校共通でフットサル部があり、その他代表的なものとしては、バレーボール部、バスケットボール部、ダンス部等があります。
サッカー部ではなく、気軽に行えるフットサル部なので「楽しむ」傾向が強いといえます。
飛鳥未来高等学校
本校は奈良県ですが主要都市にあるキャンパスで部活が行われています。都市によって部活動は若干異なりますので、まとめてみました。
- 札幌:バスケ部、野球部、ゴルフ部、バレー部、バドミントン部、サッカー部
- 仙台:野球同好会、フットサル同好会、軽音同好会、美術同好会等
- 御茶の水キャンパス:野球部、サッカー部、バスケ部、ダンス部
- 横浜:ダンス部、バスケ部、バドミントン部
- 奈良:野球部、バスケ部
- 福岡:軟式野球部、サッカー部、バスケ部、写真部
- 沖縄(飛鳥未来きずな高等学校):軟式野球部、サッカー部、バスケ部、写真部
屋久島おおぞら高等学校
サポート校の「KTCおおぞら高等学院」に通うケースが多いですが、サポート校ということもあるためか基本部活はありません。(キャンパスによってはマンガ研究部、ダンス同好会等有り)
ヒューマンキャンパス高等学校
東京校には、「フットサル部、ランニング部、バスケットボール部、軽音部、スケートボード部、韓国語部」があります。
それ以外の学習センター(地方分校)にはありません。
まとめ
普段部屋でじっとしていると、将来の事が不安になったり、考えなくても良い事をあれこれ考えてしまう時もあるかもしれません。
何らかの部活に取り組めば、仲間を作るきっかけになりますし、その仲間とのコミュニケーションが将来の自信にも繋がります。
身体を動かせばそれだけでスッキリできる効果もあります。広域通信制高校の部活動は、厳しい体育会系の部活はほとんどありませんので、興味が湧いたものに気軽にのぞいてみるのがお勧めです。