特に中学校で不登校だった方は、通信制高校に入学しても学力面で不安感が強いと思います。
- 勉強についていけるだろうか?
- テストは難しいのではないだろうか?
- テストで赤点をとったらどうしよう?
という心配があると思いますが、結論からお伝えすると通信制高校は小学校卒業レベルの学力でも大丈夫です。
そもそも通信制高校の入学試験自体が学力を問うものではありません。論文と面接だけの高校がほとんどです。
とはいえ心配な気持ちはあると思いますので、この記事では通信制高校のテストの赤点の基準と、赤点になった場合はどうなるのか?そして赤点を取らない勉強方法を解説します。
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赤点のライン(基準)について
テストで何点だったら赤点なのか?ですが、通信制高校によってやや違いがあり、
- 30点、または25点以下と点数が決まっている高校
- 平均点の半分以下が赤点となっている高校
に分かれます。
基本的に平均点は40~60点くらいなので、どちらにせよ30点以下だと危ないラインです。
もし赤点を取った場合はどうなるのか?
通信制高校は学年制ではなく単位制なので、留年になることはありません。
赤点=その科目は単位が取れないという決定ではなく、追試が行われる通信制高校がほとんどです。
ですので赤点を取ったテスト内容を勉強をして、追試で再チャレンジすれば大丈夫です。
そもそも赤点を取ったらどうしよう?という不安感は、何とか卒業したい思いが強いからこそ出てきます。どんな感じのテストか未体験だと不安になると思いますが、その気持ちがあれば通信制高校のテストは必ずクリアできます。
卒業の意識が弱い人は追試を受けなかったり、全く勉強せずに追試に取り組みますが、テスト結果が変わらないと、その科目の単位は取れない結果に終わります。
赤点を取らない勉強方法
試験は年2回(9月と2月ごろ)か、年1回(2月ごろ)実施されています。記述式ではなく、4択のマークシートを採用している通信制高校も多いです。
試験内容ですが、基本的に試験前のレポートの内容から出題されるので、レポートをしっかり取り組んでおけば大丈夫です。
これについては高校側からも公式に
レポートの内容から出題されますので、きちんとレポートに取り組んでいれば十分に対応が可能です
と表現されています。
引用元:第一学院高等学校
レポートの回数は、1単位で3回(3通)、4単位だと年間で12回程度になります。
試験前に添削・返却されたレポートをもういちど復習しておけばそれほど心配する必要はありません。
特に数学や英語で不安に感じる方が多いですが、添削されたレポートに対してよくわからない所があれば、その都度先生に質問してクリアにしておけば大丈夫です。もしくは質問をためておいて、スクーリングの時にまとめて先生に聞きましょう。
通信制高校は全日制のように一斉授業ではなく、レポートの提出が基本のため、授業についていけないという事は起きません。
まとめ
通信制高校に不登校経験やが多い事は高校側も汲んでいるため、学習内容はやさしく、心配する必要はありません。
ただし、公立よりも私立の方がサポートが手厚いのは間違いありません。試験前に「学習到達度テスト」を実施している私立の通信制高校もあります。
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